日々の雑務に追われて、授業の準備が間に合わない。
行事前で、授業準備どころじゃない。
分掌の仕事をしていると、気がつけば21時。
明日、新しい単元に入らなければいけないのに。
私もそうでした。
今も意識して仕事をしていないとそうなります。
毎日が自転車操業。
そして中途半端な授業をして、子どもたちに申し訳ない気持ちになり、自己嫌悪に陥る。
最近では、もう開き直って「復習の時間」として活用するようにしています。
当然、いつまでもそうはしていられないですが、どうしようもない時は割り切るように心がけています。
「授業準備が間に合わない」
「そもそも復習ってどうやるの?」
「復習の時間はいつも楽しくない」
そこでここでは、できるだけ楽しく活動できつつ、準備もほぼいらないアクティビティを紹介したいと思います。
悩みを持つ先生方に、少しでもお役に立つことができればと思います。
アクティビティ①「ピクショナリー」
教師が伝えた英文をグループに中の一人が絵で表現し、残りのメンバーが英文を再表現していく活動
グループワーク(3人〜4人)
Writing
・B4白紙(10枚程度)
・ホワイトボード(あれば便利。なくてもいいです)
・グループ分け(3人〜4人グループがやりやすいです)
・各グループ内、絵を描く人(drawer)を決める
・順番が決まったら、教卓に集め、教師が再現してほしい英文をホワイトボートに書いて伝える
※ここで復習したい文法事項を含めた英文を提示します。ホワイトボードがなければ、プリントの裏にでも書けばOK
・絵を描く生徒はグループに戻り、絵で英文を表現していく
※グループメンバーはdrawerに質問することができます。drawerはYes/Noしか話してはいけません。
・英文を早く再表現できたグループが勝ち
ピクショナリーは準備物も少なく、簡単に盛り上がる定番のゲームです。
しかし、英文を再表現するにはその文法事項が持つ意味やイメージを熟知しておく必要があります。
また、Writingの要素が強いので、スペルや語順などを再確認することができます。
アクティビティ②「心を読め!マントラ」
いわゆる「ハングマン」です。名前がよろしくないので、ワンピースのマントラにして活動をしています。
Reading(かなり無理やり)
特になし(教科書があれば)
・グループ分け(3人〜4人)
・範囲を伝える(教科書P20〜P28など)
・黒板に語数を描く
例)○○○○と書いて、4文字
・わかったグループが挙手で発表
正解→セーフ
不正解→絵を完成させていく
アクティビティ③王道!デクテーション
ディクテーションは英語運用能力を高めるためにも重要な活動です。
これを音声素材の難易度を調整し、活動をします。
書きとらせる英文のボリュームも調整可能です。
聞き取った英文を書き取らせる
音声データ(教師用CD ROMの音声で十分です)
・聞くことができる回数を指定する(3回まで等)
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